街のヒーローである消防官も人の子です。ちょっとした気のゆるみから普段の正義感がどっかへいってしまうこともあると思います。でもそこは襟を正して市民の期待に応えられるよう、自戒の念を込めて記事をまとめています。
- 19歳の消防士 わいせつ容疑で逮捕 陸前高田市消防署<岩手県>
- 消防士がYouTubeゲーム実況で『約115万円』を稼ぎ懲戒処分 副業で地方公務員法違反に 和歌山市消防局
- 医師の指示受けずチューブで気道確保 救急救命士を厳重注意 違法だが「効果的な処置だった」との判断も
- マルチ商法で紹介料8万円得る…消防士を停職処分、本人は依願退職
- 無断アルバイトで消防士を減給処分 歳末点検の同僚と鉢合わせ
- 免許失効に気づかなかった消防職員、救急車3回運転…所属長も確認怠る
- 代行を断りコンビニまで酒気帯び運転男性消防士を停職処分 トイレで寝ているところを通報され発覚
- 知人女性の住所調べるため消防の検索システム使う、消防職員を懲戒処分
19歳の消防士 わいせつ容疑で逮捕 陸前高田市消防署<岩手県>
2022年1月18日 火曜 午後8:20
面識のない40代の女性に対し、抱きつくなどわいせつな行為をした疑いで、岩手県陸前高田市消防署に務める19歳の消防士の男が1月18日、逮捕された。強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、陸前高田市消防署に務める19歳の消防士の男。
岩手めんこいテレビ
男は2021年10月、県内に住む面識のない40代の女性に対し、県内にある建物の中で抱きつくなど、わいせつな行為をした疑いが持たれている。女性が警察に相談して発覚し、18日逮捕された。
警察の調べに対し、男は容疑を認めているという。陸前高田市消防本部 戸羽進消防長は「市民に対し本当に申し訳ない。今後の状況を見て厳正に対処したい」とコメントしている。
消防士がYouTubeゲーム実況で『約115万円』を稼ぎ懲戒処分 副業で地方公務員法違反に 和歌山市消防局
1/11(火) 15:26配信 MBSニュース
副業として「ゲーム実況動画」をYouTubeに投稿して100万円以上の収益を得ていた消防士が処分されました。
MBSニュース
地方公務員法違反で減給1か月の懲戒処分を受けたのは和歌山北消防署に勤務する33歳の消防士長です。和歌山市消防局によりますと、消防士長は2020年12月から2021年10月までの間にYouTubeに動画を投稿して、約115万円の広告収入を得ていたということです。
消防士長のYouTubeチャンネルには、いわゆるゲーム実況動画が314本投稿されていて、再生回数はのべ227万回に上るということです。
去年10月に「消防士がYouTubeで副業をしている」と和歌山市に匿名で通報があり問題が発覚。消防士長は聞き取りに対して「副業に当たらないと思った」「認識が甘かった」などと話しているということです。
医師の指示受けずチューブで気道確保 救急救命士を厳重注意 違法だが「効果的な処置だった」との判断も
1/8(土) 18:09配信 千葉日報
匝瑳市横芝光町消防組合は7日、匝瑳消防署の30代と40代の男性救急救命士が、心肺停止状態だった80代の男性に、医師の指示が必要な口からチューブを入れる気道確保などの処置をしていたと発表した。2人が行った処置は救急救命士法で医師の指示が必要と定められていて、同組合は2人を厳重注意とした。
千葉日報
同組合によると、3日夕に119番通報を受けて匝瑳市内の男性宅に出動。救急車内で気道確保や点滴などの処置を行い、署に戻った後に医師の指示を受けていなかったことが判明した。男性は病院到着後に心拍が再開し、別の病院に搬送された。
別の救急救命士もいたが、3人のうち誰かが医師の指示を受けたと思い込んでいた。転院先の病院の医師が今回の事例を検証し、違法だが、迅速で効果的な処置が行われたと判断したという。同組合は「全職員に救急活動連携訓練を実施し再発防止に努める」としている。
マルチ商法で紹介料8万円得る…消防士を停職処分、本人は依願退職
1/8(土) 7:34配信 読売新聞オンライン
群馬県富岡甘楽広域消防本部(富岡市)は7日、無許可で副業をしていた下仁田消防署の男性消防士(22)を、停職1か月の懲戒処分にした。消防士は同日、依願退職した。
読売新聞オンライン
発表によると、消防士は2020年5~11月の間、化粧品や空気清浄機を扱う連鎖販売取引(マルチ商法)を行い、知人の紹介料として8万円を得ていた。また、コロナ禍で行動が制限される時期に複数回、県外に出かけて同僚に不安を与えたことも処分理由とした。
同消防本部は、職員の不祥事が相次いだため、昨年11月、検証委員会を設置。職員に実施したアンケートで、この消防士の副業の実態を把握した。
無断アルバイトで消防士を減給処分 歳末点検の同僚と鉢合わせ
1/7(金) 16:53配信 毎日新聞
富山県東部消防組合(魚津市)は7日、滑川市内のファストフード店で無断でアルバイトをしたとして上市消防署(上市町)から同組合消防本部に出向中の40代男性消防司令補を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。昨年末、消防本部がこの店の歳末点検に入った際、同僚職員がアルバイト中の男性と鉢合わせして発覚。「借金返済のため」などと説明したという。
毎日新聞
消防本部によると、男性は昨年8月下旬から、1回当たり約4時間のアルバイトに約40回従事。兼業を禁止した地方公務員法に違反したとして6日に懲戒委員会を開き、処分を決めた。
点検時、男性が店内で調理などの作業をしていたのに気付いた消防本部職員が声を掛けたところ、本人は慌てた様子だったという。その後の聞き取りに「家族、消防関係者、組合の名前を傷つけてしまい、申し訳ない」と反省の弁を述べている
免許失効に気づかなかった消防職員、救急車3回運転…所属長も確認怠る
1/5(水) 12:35配信 読売新聞オンライン
秋田市消防本部は4日、秋田消防署の50歳代男性職員が無免許で救急車を運転していたと発表した。今後処分する方針。 発表によると、職員は昨年11月28日に運転免許証の有効期限が切れて失効したことに気づかず、12月25日に救急搬送で救急車を3回運転。通勤でも自家用車を運転していた。同市消防本部は、月初めに所属長による運転免許証の確認を行っているが、12月の定期確認では有効期限の確認を怠り、今月4日の確認で失効が判明したという。
読売新聞オンライン
代行を断りコンビニまで酒気帯び運転男性消防士を停職処分 トイレで寝ているところを通報され発覚
12/28(火) 11:52配信 千葉新報
香取広域市町村圏事務組合は27日、道交法違反(酒気帯び運転)の罪で罰金50万円の略式命令を受けた、香取市内の消防分署勤務の男性消防士(25)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は24日付。 同組合消防本部によると、消防士は6月29日、先輩職員と市内の飲食店で飲酒後、運転代行で帰路に着いたが、途中で代行を断り、自宅近くのコンビニエンスストアまで運転。コンビニのトイレで寝ていたところを110番通報され、酒気帯び運転が発覚した。8月16日に同法違反容疑で書類送検され、11月24日に罰金50万円を納付した。 本宮弘資消防長は「皆さまの消防に対する信頼を裏切る結果となり、おわび申し上げる」とコメントした。
千葉日報オンライン
知人女性の住所調べるため消防の検索システム使う、消防職員を懲戒処分
12/28(火) 7:00配信 山陰中央新報デジタル
119番を受信した際の地図検索システムを私的に使い、知人女性の住所情報を収集したとして、島根県浜田市消防本部が27日、通信指令課の男性主任(48)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。女性の名前をシステムの検索機能にかけて住所を調べたという。 同本部によると、地図検索システムには、電話帳の情報が保存されており、119番を受信した際、発信者から聞き取った名前を検索にかけて、住所の特定につなげる仕組み。男性主任は12月上旬に知り合った女性の名字を、同月中旬の公務中に検索システムにかけた。翌日、この女性と対面した際に住所を話題にしたところ、不審に思った女性が家族を通じて消防に連絡し、システムの目的外使用が発覚した。同本部は、地方公務員法に基づく非行行為と判断し、処分した。 男性主任は女性が勤める店舗の顧客で、聞き取りに対して「軽い気持ちで(システムを)使ってしまった」と話しているという。市消防本部(浜田市原井町)で会見した琴野正義消防長は「あってはならない行為だ」と頭を下げた。不正発覚後、検索した際に記録を上司が確認する規則を作った。
山陰中央新報デジタル
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